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	<title>えんじゅ</title>
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	<modified>2012-02-04T15:42:00+00:00</modified>
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		<title>朧げな風景</title>
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		<issued>2012-02-04T10:21:13+09:00</issued>
		<modified>2012-02-04T01:21:13Z</modified>
		<summary>　市場で買い物をして家路を歩いていると、小さなスロープで遊んでいる兄弟を見かけた。スロープの上の方でお兄ちゃんが見守る中、弟が何度も何度もスロープを上がったり下がったり。お兄ちゃんの方を振り返っては...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1506_Lusaka4.jpg" class="thumb" alt="brothers" width="500" height="333" /></div><br style="clear: both" /><br />
　市場で買い物をして家路を歩いていると、小さなスロープで遊んでいる兄弟を見かけた。スロープの上の方でお兄ちゃんが見守る中、弟が何度も何度もスロープを上がったり下がったり。お兄ちゃんの方を振り返っては何度もケタケタと笑う。何がおもしろいのかはわからないのだけど、お兄ちゃんが弟を見守る優しいまなざしや、弟が振り返ってお兄ちゃんを見るときの剥き出しの歯を眺めていると、こちらもほのぼのと嬉しくなってしまう。<br />
　<p><a href="http://le-gamin.com/sb/log/eid985.html#sequel">[続きがあります]</a></p>]]></content>
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		<title>はるか遠く</title>
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		<issued>2012-01-28T11:03:21+09:00</issued>
		<modified>2012-01-28T02:03:21Z</modified>
		<summary>　どこまでもどこまでも果てしなく続くサバンナ。見渡す空と大地はあまりにも広く大きくて、地平線の向こう側にはまた別の国があり町があり人がいて、やがて海につながっているとは思えないくらいだ。だけど、ずっ...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1497_savanna.jpg" class="thumb" alt="サバンナ" width="500" height="332" /></div><br style="clear: both" /><br />
　どこまでもどこまでも果てしなく続くサバンナ。見渡す空と大地はあまりにも広く大きくて、地平線の向こう側にはまた別の国があり町があり人がいて、やがて海につながっているとは思えないくらいだ。だけど、ずっとはるか遠く西の方角の空に鮮やかな茜色の夕陽が沈んでゆき、ずっとはるか遠く東の方角の空に雷鳴が轟いているのが見えて、間違いなくこの地平線の先には夕陽に染まる国があり、海の向こうには雨に濡れている国があるんだと思える。<br />
　自分の目の前にある世界がどこまでも一様に続いていると思ったら、その先にある世界のことは想像できない。大きなものの中の、小さな違いに気づけたら、想像できる世界がきっと広がるのだと思う。国も町も人も。]]></content>
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		<title>ティー・タイム・プラネット</title>
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		<issued>2012-01-23T22:36:19+09:00</issued>
		<modified>2012-01-23T13:36:19Z</modified>
		<summary>　お茶はインドやチベットではchai（チャイ）、ネパールではchiya（チヤ）と呼ばれる。日本のcha（チャ）と響きが似ている。一方ヨーロッパにいくと、イギリスではtea（ティー）、フランスではthe（テ）と呼ばれる...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1495_file.jpg" class="thumb" alt="茶" width="500" height="332" /></div><br style="clear: both" /><br />
　お茶はインドやチベットではchai（チャイ）、ネパールではchiya（チヤ）と呼ばれる。日本のcha（チャ）と響きが似ている。一方ヨーロッパにいくと、イギリスではtea（ティー）、フランスではthe（テ）と呼ばれる。<br />
　トルコとギリシャの間、中東からヨーロッパに移るあたりで、'c'の文化圏から't'の文化圏に変わる、と昔読んだ本に書いてあった。何か理由があるのだろうと思って調べてみると、お茶が中国から世界に伝搬した際、広東省から陸路で伝搬したアジアの国々では広東語の流れをくんでcha（チャ）、福建省から海路で伝搬したヨーロッパの国々では福健語の流れをくんでte（テ）と発音されるようになったようだ。<br />
　世界広しといえども、どこに行ってもやはりお茶があり、しかも呼び方が似ているというのはどこか感動的な話だ。<br />
<br />
　ずっと気になっていたのは、アフリカではお茶は何と呼ばれているのだろうということ。アフリカは'c'の文化圏なのか't'の文化圏なのか。<br />
　ザンビアに来てお茶を飲むのをとても楽しみにしていた。旧宗主国がイギリスだったから、ザンビアでは紅茶を飲むのが一般的だ。呼び方もtea（ティー）だ。飲んでみると、甘みが少なくてただほんのり発酵の香りのするお湯、という味気ない印象。なんとなくアフリカのお茶というと渋くて濃密な味を想像していたので、肩すかしをくった。<br />
<br />
　しかしザンビアには別の伝統的なお茶がある。主食のメイズを発酵させた、かなり酸の強いお茶。その名も、munkoyo（ムンコーヨ）という。なんと'c'でも't'でもなく'm'だ。そもそも原料が違うので、同じ土俵では語れないのだが、お茶が世界に広がった大航海時代より以前から伝わる、アフリカ独自のお茶なのだろう。お茶は国の文化だから、新しいお茶に出会えると、新しい文化に出会えたような気がして嬉しい。<br />
　嬉しいのは嬉しいのだが、長年お茶っ葉に慣らされた舌には、ムンコーヨの刺激は強すぎてなかなかホッと一息というわけにはいかない。一口すする度に酸っぱさに唇を窄めて、舌に残るメイズの滓を転がさなくてはいけない。<br />
　2年間舌を慣らせば、椅子に腰掛けて本を読みながらちょっとムンコーヨをすする、というところまでいけるだろうか。]]></content>
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		<title>定食屋の嫉妬</title>
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		<issued>2012-01-19T08:12:10+09:00</issued>
		<modified>2012-01-18T23:12:10Z</modified>
		<summary>　ザンビアの主食はメイズ（とうもろこし）の粉を練ったシマと呼ばれるもので、炭焼きのチキンや川魚と一緒に食べる。付け合わせにオクラやトマトのスープがつく。このシマ定食で12,000クワチャ（約200円）。首都...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1496_shima.jpg" class="thumb" alt="シマ屋" width="500" height="334" /></div><br style="clear: both" /><br />
　ザンビアの主食はメイズ（とうもろこし）の粉を練ったシマと呼ばれるもので、炭焼きのチキンや川魚と一緒に食べる。付け合わせにオクラやトマトのスープがつく。このシマ定食で12,000クワチャ（約200円）。首都なので高級なシマレストランもあるのだが、なんといっても町の定食屋で食べる方が安くてうまい。<br />
　毎日通っている小さな定食屋街にはたくさんのシマ屋が軒を連ねていて、朝からお母さんたちがせっせとシマを仕込んでいる。慣れないうちはそれぞれのシマ屋の味の違いを試してみたいと思って、いろんな店で食べ比べてみようとするのだが、これがうまくいかない。<br />
<br />
　ある店でシマを食べた後、定食屋街をうろついていたら、前日に食べた店のお母さんに呼び止められて、「今日はどこでシマを食べた？」と聞かれる。「別のシマの店だよ。」と正直に答えると、「昨日はうちで食べたのに、どうして今日は別の店で食べたの？」と嫉妬されてしまう。なんだか申し訳ない気分になって、次の日にはそのお母さんのところに食べにいく。<br />
　ザンビアにも年季の入ったおばさんの貫禄、というものがあるのだろう。いつも行く貫禄おばさんの店はとても繁盛店で、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。僕も初めのうちはお客さんの多い店で食べるのがいいだろうと思ってそこで食べていた。そのうちに、そのすぐ隣にはとても気さくでキュートな若い女の子が2人でやっている店があって、ぜんぜん繁盛していないことに気づいた。気の毒に思って一度その若い女の子のシマ屋に浮気してみた。すると貫禄おばさんから露骨に嫌な目線を投げかけられてしまった。<br />
　ああ、今日はどうしよう。どこのシマを食べよう。<br />
　今のところまだお気に入りを絞りきれず二股をかけていて、1日おきに別の店に通っているのだが、早いうちに本命を決めないと、本格的に嫌われてしまいそうな気がする。<br />
　]]></content>
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		<title>黒い肌</title>
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		<issued>2012-01-17T07:21:56+09:00</issued>
		<modified>2012-01-16T22:21:56Z</modified>
		<summary>　黒い肌を撮るのはなかなか難しい。少し逆光気味になっただけで、肌が黒つぶれしてしまい、せっかくの表情を失ってしまう。無理に露出を上げようとすると、背景が白飛びして雰囲気が台無しになる。逆にもろに順光...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1494_BlackSkin.jpg" class="thumb" alt="黒い肌"  width="500" height="332" /></div><br style="clear: both" /><br />
　黒い肌を撮るのはなかなか難しい。少し逆光気味になっただけで、肌が黒つぶれしてしまい、せっかくの表情を失ってしまう。無理に露出を上げようとすると、背景が白飛びして雰囲気が台無しになる。逆にもろに順光で撮ると、肌が平坦に写って表情がのっぺりなってしまう。<br />
　顔の斜向いから光が差し込んで、肌の機微が鮮明に見えるような角度で写してみる。光が黒い肌を柔らかく撫でるように馴染んで、うっとりするほど艶やかな肌の美しさに、思わずため息が漏れる。]]></content>
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		<title>新しい町</title>
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		<issued>2012-01-16T01:53:30+09:00</issued>
		<modified>2012-01-15T16:53:30Z</modified>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1493_Lusaka_2.jpg" class="thumb" alt="HelloZambia" width="500" height="333" /></div><br style="clear: both" /><br />
　新しい町に着くと、何を置いてもまず地図を買う。真っさらな地図に自分で気に入った場所や食堂を書き込んでいくのが好きだ。あてなく町を歩き廻るなら、ランドマークがたくさん載っている地図よりも、小さな通りの名前が詳しい地図の方がいい。<br />
　いつか地図のない旅というのをしてみたいと思っているけれど、僕にはまだまだそんな度量はなくて、地図を片手に町を歩き廻ってみないことには、足元が宙に浮いているようで覚束ない。<br />
　市場に行って、食堂で飯を食って、地元の酒を飲んで。1つずつ当たり前のことができるようになって。右も左もよくわからずキョロキョロしている間に、思いがけない景色に出会って。<br />
　町に親しんで地図がいらなくなるころまでに見る新しい町の景色は、新鮮な驚きに満ちていてたまらなくキラキラ輝いて見える。]]></content>
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		<title>Hello Zambia</title>
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		<issued>2012-01-16T00:22:24+09:00</issued>
		<modified>2012-01-15T15:22:24Z</modified>
		<summary>　香港、南アフリカでのトランジットを含めて計25時間近くのフライトの末、無事ザンビアの首都ルサカに着いた。約1ヶ月ルサカでの現地訓練の後、任地ンドラに赴任する予定になっている。　初めての週末に市場を歩...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1492_HelloZambia.jpg" class="thumb" alt="HelloZambia" width="500" height="332" /></div><br style="clear: both" /><br />
　香港、南アフリカでのトランジットを含めて計25時間近くのフライトの末、無事ザンビアの首都ルサカに着いた。約1ヶ月ルサカでの現地訓練の後、任地ンドラに赴任する予定になっている。<br />
<br />
　初めての週末に市場を歩き廻ってみた。人と人との距離の近さ、気さくさ、屈託のない表情。長い間旅をしたアジアでも、このアフリカでも、人とのふれあいにはやはり同じところがあることにホッと安堵する。<br />
　人も生き方も自分にとって一番遠いと思っていたアフリカに、僕は確認しに来た気がする。どこの大陸でも、どこの国でも、きっと変わらないものを。]]></content>
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		<title>研ぎ澄まされた世界</title>
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		<issued>2012-01-10T23:49:14+09:00</issued>
		<modified>2012-01-10T14:49:14Z</modified>
		<summary>　友人にザンビアの現地語の話をしたとき、「きっと日本語や英語よりもシンプルな言語なんですよね。」と僕が言うと、彼はこんなふうに言った。　「そうやな、贅肉の落ちた、研ぎ澄まされた言語なんやろうな。」　...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1489_newworld.jpg" class="thumb" alt="研ぎ澄まされた世界"  width="500" height="335" /></div><br style="clear: both" /><br />
　友人にザンビアの現地語の話をしたとき、「きっと日本語や英語よりもシンプルな言語なんですよね。」と僕が言うと、彼はこんなふうに言った。<br />
<br />
　「そうやな、贅肉の落ちた、研ぎ澄まされた言語なんやろうな。」<br />
<br />
　素敵な言い方だな、と思った。そう、シンプルということは、研ぎ澄まされているということなのだろう。ザンビアは未知の国だけれど、きっとシンプルで、生きるために大切なものに研ぎ澄まされた世界なのだろう。<br />
<br />
<br />
　明日の夜ザンビアに旅立ちます。<br />
　いつも温かい言葉をかけてくださる恩師に、いつも肩を叩き背中を押してくれる友達に、いつも心配しながら見守っていてくれている家族に。<br />
　心から感謝しています。<br />
<br />
　アフリカの大地から、アフリカの人々から、感じたことをまたここに書いていきたいと思います。<br />
　いってきます。]]></content>
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		<title>軽いシャッターを</title>
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		<issued>2012-01-08T21:02:24+09:00</issued>
		<modified>2012-01-08T12:02:24Z</modified>
		<summary>　とある町の食堂で朝ご飯を食べていると、どこかしらから視線を感じる。そちらをちらっと見てみると、肩を組んだ男が2人、チャイを飲みながらこちらを向いてニヤニヤ笑っている。その隣の席では、また別の仲の良...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1488_shutter.jpg" class="thumb" alt="軽いシャッター" width="500" height="335" /></div><br style="clear: both" /><br />
　とある町の食堂で朝ご飯を食べていると、どこかしらから視線を感じる。そちらをちらっと見てみると、肩を組んだ男が2人、チャイを飲みながらこちらを向いてニヤニヤ笑っている。その隣の席では、また別の仲の良さそうな男が2人、同じタイミングでチャイカップを口元に運んだり下げたりしている。<br />
　彼らがなぜ僕を見て笑っているのかはよくわからない。きっと日本人がカレーを手で食べているのが珍しい、というくらいの理由だろう。笑い方がかなり怪しくて、嬉しくなってしまう。僕はこういう謎めいた怪しい人々が好きだ。<br />
　僕がニッと笑うと、男たちもニッと笑う。ヤッと手をあげると、男たちもヤッと手をあげる。特に何の会話をするわけでもない。ちょっと待ってて、という仕草をして、カメラを取り出す。カレーがついていない指をなんとか使って、軽く1つシャッターを押す。<br />
　<br />
　特別な瞬間じゃなくてもいい。ありきたりの日常の風景の中で、そこに住んでいる人の人柄が少しだけ垣間見えるような瞬間がいい。素朴さや怪しさ、照れくささや恥ずかしさ、ずる賢さや生真面目さ。ポーズではないその人の人柄が少しだけ入っている瞬間、アフリカでもそんな瞬間にシャッターを押したい。]]></content>
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		<title>穏やかで幸多い一年に</title>
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		<issued>2012-01-01T16:25:12+09:00</issued>
		<modified>2012-01-01T07:25:12Z</modified>
		<summary>　年初にあたり、改めて東日本大震災で亡くなられた方々に深い哀悼の意を捧げます。また、大震災および福島第一原子力発電所事故により故郷で新年を迎えることができなかった数多くの方々に心からお見舞いを申し上...</summary>
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		<content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[<div style="margin-left:-15px;"><img src="http://le-gamin.com/sb/img/img1487_iwaijima.jpg" class="thumb" alt="祝島" width="500" height="335" /></div><br style="clear: both" /><br />
　年初にあたり、改めて東日本大震災で亡くなられた方々に深い哀悼の意を捧げます。また、大震災および福島第一原子力発電所事故により故郷で新年を迎えることができなかった数多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。<br />
<br />
　昨年祖母が他界し服喪中のため、新年のご挨拶を控えさせていただきました。<br />
　昨年中はひとかたならぬお世話になり、御礼を申し上げます。<br />
　今年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。<br />
　<br />
　今年は山口県の祝島で年を越しました。<br />
　上関原発の建設予定地の対岸にある島で、島民が守ろうとしているものを少しでも感じたい、という思いでした。祝島は思っていたとおりの美しい島で、三代続けて棚田を守り続けている平さんのお話を伺うこともでき、アフリカに行く前に日本の原風景と暮らしを改めて感じることができました。<br />
　1月11日に出国し、南部アフリカのザンビアに赴任します。任地から改めてご挨拶させていただきたいと思います。<br />
<br />
　今年は皆様にとってどうか穏やかで幸多い一年になりますように。<br />
<br />
<div style="text-align:right">2012年1月1日　鷲野浩之</div>]]></content>
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